今学期でついに修士論文を除いて、卒業単位が揃いました。今学期は確率論Iとベトナム語I(上)を履修しました。両科目ともA+の成績で通過していました。これで台湾大学に来て履修した全科目においてA+(GPA4.3)の成績を修めることができました。とりあえず今回は今学期について振り返りたいと思います。 確率論I / 機率論I 確率論Iは「測度論の復習」、「大数の法則」、「中心極限定理」、「マルチンゲール」の4つが主な内容でした。用いた教科書はRick. DurrettのProbability... 続きを読む | Share it now!
カテゴリー: 解析学
ルベーグ積分・測度論の演習書(中国語)
日本語で測度論の勉強をした際、最も良かったのが吉田伸生先生の「ルベーグ積分入門・使うための理論と演習」である。こちらは最初に天下り的にルベーグ外測度が与えられるようなタイプではなく、抽象的な測度空間や積分から定義されるので、私個人としては理解しやすかったと思う。 しかし日本語では、ルベーグ積分の演習書が少ないので、中国で売られているルベーグ積分の演習書を紹介したい。ただしいずれも抽象的な測度空間についての問題を扱ったものは少なかったと思う。(ほとんどルベーグ測度しか登場しなかったかな?) ... 続きを読む | Share it now!